ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する人気企画「METライブビューイング」2018~19シーズンの第10作。フランス革命に翻弄された修道女たちの史実をプーランクの鮮やかな音楽でオペラ化した「カルメル会修道女の対話」(2019年5月11日上演)を収録。18世紀末、フランス革命に揺れるパリ。ド・ラ・フォルス侯爵家の娘ブランシュは極端に神経質なため俗世界で生きていけず、コンピエーニュにあるカルメル会の修道院に入る。しかし革命政府は修道院の解散と建物の売却を決定し、司祭も追放されてしまう。修道女たちは殉教を決意するが、怯えたブランシュは修道院から脱走。やがて、潜伏して密かに信仰を守っていた修道女たちは捕らえられ、死刑宣告を受ける。修道女たちが断頭台に上る中、群衆の間からブランシュが現われ……。
ネット上の声
- とにかくカリタ・マッティラが凄かったというか、もはやカリタ・マッティラが死ぬとこ
- マーニーでも主役だったイザベルレナードが演じるブランシュ、高音は勿論、低音もとて
- カルメル会修道女16人が革命の大義によってギロチンにかけられたという史実をオペラ
- 修道女の集団殉教の宗教オペラとみえて、実は作者は集団殉教に批判的ではと思えた
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演イザベル・レナード