フランス革命の恐怖政治が迫る修道院。信仰と死の恐怖に揺れる修道女たちの魂の軌跡を描く、プーランク畢生の名作オペラ。
18世紀末、フランス革命の嵐が吹き荒れるパリ。貴族の娘ブランシュは、革命の動乱と生まれつきの臆病さから逃れるように、カルメル修道院へ入門。しかし、革命政府による宗教弾圧の波は、聖域であるはずの修道院にも容赦なく押し寄せる。修道女たちに突きつけられた、信仰を捨てるか、死を選ぶかの過酷な選択。死の恐怖に怯えるブランシュと、毅然として殉教の道を受け入れようとする他の修道女たち。極限状態の中で試される、それぞれの信仰の形。恐怖に打ち勝ち、自らの運命と向き合うことを決意したブランシュがたどり着く、衝撃的かつ荘厳な魂のドラマ。
ネット上の声
- とにかくカリタ・マッティラが凄かったというか、もはやカリタ・マッティラが死ぬとこ
- マーニーでも主役だったイザベルレナードが演じるブランシュ、高音は勿論、低音もとて
- カルメル会修道女16人が革命の大義によってギロチンにかけられたという史実をオペラ
- 修道女の集団殉教の宗教オペラとみえて、実は作者は集団殉教に批判的ではと思えた
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演イザベル・レナード