全6作品。エリーナ・ガランチャが出演した映画ランキング

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する人気企画「METライブビューイング」2016～17シーズンの第10作。年下の美青年との愛に燃える元帥夫人の運命をゴージャスな音楽と甘い言葉の数々でつづったリヒャルト・シュトラウスの名作「ばらの騎士」 （17年5月13日上演）を上映する。天才演出家ロバート・カーセンによる新演出のもと、当代随一のソプラノ歌手ルネ・フレミングが元帥夫人を、美貌のメゾソプラノ歌手エリーナ・ガランチャが美青年オクタビアンを演じる。ハプスブルク王朝期のウィーン。元帥夫人のマリー・テレーズは、年下の青年貴族オクタビアンとの情事に夢中になっていた。そんなある日、成り上がり貴族の娘ゾフィーと婚約した従兄オックスから、婚約のしるしである「銀のばら」をゾフィーに届ける青年貴族を紹介してほしいと頼まれた元帥夫人は、いたずら心からオクタビアンを推薦する。ところが、銀のばらの使者としてゾフィーのもとを訪れたオクタビアンは、ゾフィーと恋に落ちてしまう。

オペラの殿堂ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新公演をスクリーン上映する「METライブビューイング」の2015～16シーズン第9作で、人気演出家デビッド・マクビカーによる新演出で描くドニゼッティの女王3部作の完結編「ロベルト・デヴェリュー」（16年4月16日上演）を上映。16世紀のロンドン。女王エリザベッタはアイルランドの反乱を鎮めるため、恋人であるロベルト・デベリューを現地へと派遣するが、デベリューは命令に背いて反乱軍と和解し、反逆罪で捕らえられてしまう。デベリューを救おうとしたエリザベッタはだったが、デベリューがかつての恋人サラと復縁していたことを知り、恋人の裏切りに嫉妬の炎を燃え上がらせる。キャストにはソンドラ・ラドバノフスキー、エリーナ・ガランチャら豪華スターが集結。

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する人気企画「METライブビューイング」2018～19シーズンの第2作。エリーナ・ガランチャとロベルト・アラーニャの2大スターが共演し、旧約聖書に基づくドラマティックな愛憎劇をブロードウェイの寵児ダルコ・トレズニヤックの演出で描いた「サムソンとデリラ」（18年10月20日上演）を収録。ペリシテ人の支配下にあるイスラエルのガザ。驚異的な怪力を持つヘブライ人の英雄サムソンは、人々を鼓舞してガザの太守を殺害する。ペリシテ人の美女デリラは復讐のためサムソンを誘惑し、怪力の秘密が彼の長い髪にあることを聞き出す。デリラに裏切られ怪力を失ったサムソンは、ペリシテ人に捕らえられ目を潰されてさらし者にされるが……。

スペイン、セビリアのタバコ工場の前にある広場。多くの男たちに言い寄られ、群がられながらも、兵士のドン・ホセ（ロベルト・アラーニャ）に意味ありげな視線を送りつつ花を投げた美女カルメン（エリーナ・ガランチャ）。その後、騒ぎを起こして逮捕されたカルメンは、ドン・ホセを巧みに誘惑し、逃亡に成功する……。

紀元1世紀のローマ帝国。父親から王座を奪取した皇帝ティートを憎むヴィッテリアは、自分に思いを寄せるセストに彼の命を奪わせようと考える。ティートの親友でもあるセストは、友情と恋心の間で葛藤した末に、神殿に放火しティートを殺そうとする。そんな中、ヴィッテリアがティートに皇妃として迎えられるという予想していなかったことが起きる。やがて、ティートの殺害を企てたことを悔やんでいたセストはその事実を彼に告白し、ヴィッテリアも首謀者だったことを打ち明ける……。