全7作品。ルネ・パーペが出演した映画ランキング

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演される世界最高峰のオペラを映画館で上映する「METライブビューイング」2017～18シーズンの第2作。ミュージカル「ライオンキング」の演出家で、「アクロス・ザ・ユニバース」など映画監督としても活躍するジュリー・テイモアが演出を手がけたモーツァルトの名作オペラ「魔笛」（17年10月14日上演）を上映する。王子タミーノは岩山で蛇に襲われたところを夜の女王の侍女たちに助けられ、ザラストロにさらわれた夜の女王の娘パミーナを救い出すよう頼まれる。「魔法の笛」を手にザラストロのもとへ向かったタミーノは、ザラストロが「光の世界」を支配する高僧で、「夜の世界」を支配する女王と対立していることを知る。ザラストロはタミーノとパミーナを結びつけて後継者にしようと考え、そのための試練を受けるよう2人に命じる。

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する「METライブビューイング」2021～22シーズンの第1作。動乱のロシア史を革新的な音楽で描いたムソルグスキーによるロシア・オペラの金字塔「ボリス・ゴドゥノフ」（2021年10月9日上演）を収録。16世紀末のロシア。新皇帝ボリス・ゴドゥノフが即位するが、その帝位は正当な後継者である皇子ドミトリーを暗殺して手にしたものだった。暗殺現場を目撃した修道僧ピーメンから事実を聞いた修道僧グリゴリーは殺された皇子になりすまし、ボリスへの反乱を扇動。ボリスはドミトリーが生きているとの報に怯え、ピーメンからドミトリー殺害時の様子を聞かされ狂乱する。世界的バス歌手ルネ・パーペがタイトルロールを演じる。

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する人気企画「METライブビューイング」2016～17シーズンの第1作で、 禁断の恋に落ちた男女の悲劇的な運命を描いたワーグナーの超大作「トリスタンとイゾルデ」 （16年10月8日上演）をスクリーン上映。ベルリン・フィルの芸術監督サイモン・ラトルが指揮を務め、ニーナ・ステンメ、ルネ・パーペら現代屈指のワーグナー歌手たちが究極の愛を歌いあげる。コーンウォールの王マルケに嫁ぐことになったアイルランド王女イゾルデは、迎えにやって来たマルケ王の甥トリスタンの船に乗り込む。実はトリスタンとイゾルデは愛し合っていたが、打ち明けることができない。トリスタンの冷たい態度に苛立ちを募らせたイゾルデは一緒に毒を仰ごうとするが、誤って媚薬を飲んでしまう。心の束縛から解き放たれた2人はついに結ばれるが、イゾルデはマルケ王との結婚を拒むことができず……。

1791年、作曲家ボルフガング・アマデウス・モーツァルトが生涯最後に完成させた同名オペラを「フランケンシュタイン」「ハムレット」のケネス・ブラナー監督が、舞台を古代エジプトから第1次世界大戦下のヨーロッパに置き換えて映画化。キャストには、世界屈指のバスとして知られるドイツ出身のルネ・パーペ、実力派テノールのジョセフ・カイザー、ロシアのソプラノ歌手リューボフ・ペトロバをはじめとする一流の歌手が名を連ねている。

ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）で上演される世界最高峰のオペラをスクリーン上映する人気シリーズ「METライブビューイング」の2014～15シーズン第1作。若き日のベルディがシェイクスピア悲劇に挑んだオペラ「マクベス」（14年10月11日上演）を上映する。11世紀。スコットランドの将軍マクベスは魔女から国王になると予言され、妻と共謀して国王を暗殺。さらに友人である将軍バンクォーも殺害するが、即位を祝う宴会にバンクォーの亡霊が現われる。不安にとり憑かれたマクベス夫妻は、魔女から「バーナムの森が動かない限り王座は安泰」との予言を受けるが、やがて前国王の遺児が率いる軍隊がバーナムの森を動かしながら進軍してくる。METの首席指揮者ファビオ・ルイージがタクトを振り、キャストには人気スターのアンナ・ネトレプコら豪華な顔ぶれが集結。

人生に疲れ果てたファウスト博士（ヨナス・カウフマン）は、悪魔メフィストフェレス（ルネ・パーペ）のささやきに負け、魂と引き換えに若さを手に入れる。そしてファウストは悪魔の導きによりマルグリット（マリーナ・ポプラフスカヤ）と恋に落ち、妊娠させてしまう。マルグリットの兄はファウストに決闘を申し込むが、命を奪われてしまう……。

皇帝フョードル一世の死後、その兄ドミトリーを暗殺したとうわさされる摂政ボリス・ゴドゥノフが皇帝になる。しかし、ドミトリーに成り済ました修道僧のグレゴリーが反乱軍を結成。一方、ボリスは政治的に行き詰まり、国も荒廃し、さらにはボリスの精神は破たんしていき……。