製作は「赤道祭」の田中友幸。昭和九年、大佛次郎が朝日新聞に連載して書いた原作小説から、「嵐の中の母」の八住利雄が脚本を書き、「死の断崖」の谷口千吉が監督に当たっている。撮影は「めし」の玉井正夫、美術は「決闘鍵屋の辻」の松山崇である。主役はハリウッドで「東は東」に出演して帰朝した山口淑子の第一回出演で、「馬喰一代(1951)」の三船敏郎が相手役につき合い、志村喬、左卜全、千石規子、上山草人などの他、海外日本文化紹介誌「プレヴィユ」の社長ポップ・ブースが出演している。
ネット上の声
- 明治初期、日本人ポリスも立入れ無い居留地での、怪しげで異国情緒溢れるムードが堪ら
- 谷口千吉監督作品の中では評価が低いみたいだが、そんなことなかった
- 明治初期の居留地を舞台に描いた作品
- 話はシンプル
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督谷口千吉
- 主演山口淑子