無人島に漂着した男女の愛と狂気を描く、言葉を超えた前衛的映像叙事詩。
文明から隔絶された南海の無人島。そこに、一組の男女が流れ着く。言葉も社会的な役割も失われた極限状況で、二人は互いの肉体だけを頼りに生き始める。剥き出しになる本能と欲望。時に激しく求め合い、時に憎しみ合う関係は、やがて純粋で原始的な愛の形へと昇華されていく。しかし、静寂の楽園に突如として現れる「第三者」の影。彼らの存在は、二人の聖域を静かに、しかし確実に侵食し始める。自然の圧倒的な美しさと残酷さの中で、人間の存在とは何かを問いかける衝撃作。
ネット上の声
- 主人公の名前の由来
- 映像が兎に角かっこいい
- 白黒でこそ
- 素晴らしい
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督金井勝
- 主演串田和美