毎夜訪れる美女の正体は、死してなお愛を求める幽霊。男は、その甘美で恐ろしい誘惑から逃れられるのか。
浪人・新三郎が出会った、牡丹の燈籠を下げた美女お露とその侍女。その妖艶な魅力に惹かれ、新三郎は夜毎の逢瀬に溺れていく。しかし、隣家の老人が見たのは、骸骨と抱き合う新三郎のおぞましい姿。美女たちの正体は、この世に未練を残して死んだ幽霊だった。日に日にやつれていく新三郎。愛か、死か。生者と死者の境界が曖昧になる、恐ろしくも美しい禁断の恋の物語。
ネット上の声
- 納涼 怪談・・・ん?
- 上映前に活動弁士の坂本頼光さんが、濡れ場の多い牡丹灯籠と紹介されていたのですが、
- 「牡丹燈籠」って横にくっつけたりするから、あと俺は視力低いから、「怪談」だと思っ
- まだ独自の奇才ぶりを発揮する前の曽根監督なので全体的にオーソドックスな時代劇スタ
ホラー
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間67分
- 監督曾根中生
- 主演小川節子