心地よい小さな幸福に対する皮肉がこめられた、“幸福の文明”とでも名づけられる一種の不快をしみこませたアラン・レネ監督作品。製作はアナトール・ドーマン。脚本・台詞は、「黒人の女」の作者でレネの短篇「夜と霧」にも協力したジャン・ケイロル、撮影はサッシャ・ヴィエルニー、音楽はハンス・ヴェルナー・ヘンツェが各々担当。出演はデルフィーヌ・セイリグ、ジャン・ピエール・ケリアン、ニタ・クライン、ジャン・バチスト・チェレ、クロード・サンヴァル、マルティーヌ・ヴァテルなど。
ネット上の声
- 映画的な表現、ストーリーではなく人間を描く、その演出が素晴らしいレネの一代傑作
- 過去の時間に囚われし人間のための映画
- ”記憶”と”時間”そして普通の人々
- 記憶の中のミュリエル
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間118分
- 監督アラン・レネ
- 主演デルフィーヌ・セイリグ