東西両陣営がしのぎを削る60年代のパリに送り込まれたアメリカの秘密組織エージェントのドタバタを通して、当時の世界情勢の軋轢や歪みをカリカチュアライズして描く1968年製作の作品。監督・脚本・デザインは、現代写真家の代表的存在であり、「ポリー・マグーお前は誰だ」などの映画監督作も多数あるウィリアム・クライン。本作は彼の長編劇映画第2作にあたる。製作はO.P.E.R.A. 撮影は「カミーユ・クローデル」のピエール・ロム。音楽は「スタン・ザ・フラッシャー」のセルジュ・ゲンスブール。彼は出演もしている。衣裳はジャンヌ・クライン。出演は「プレイタイム」のジョン・アビー、「インディア・ソング」のデルフィーヌ・セイリグ、「ハロウィン」のドナルド・プレザンス、「イル・ポスティーノ」のフィリップ・ノワレほか。
ネット上の声
- 監督は…兼フォトグラファーのウィリアム・クライン…
- フランス映画らしいキッチュ要素が随所に感じられた、正統派なおバカ映画ではない感じ
- ポリー・マグーとは打って変わって、B級映画感満載だけど、実はアメリカ批判やアンチ
- 賛否両論あろうが、この映画の演出、空気感、アートワーク、音楽が全部好き
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国フランス
- 時間92分
- 監督ウィリアム・クライン
- 主演ジョン・アビー