第二次世界大戦下の動物園で起きた実話。戦争という人間の都合で、殺処分された動物たちの悲劇の物語。
舞台は、第二次世界大戦末期の1943年、東京の上野動物園。激化する空襲に備え、軍から下された「猛獣殺処分」という非情な命令。空襲で檻が壊れ、猛獣が逃げ出すことを防ぐため。我が子のように動物を愛する飼育員たちは、苦悩しながらもその命令を実行せざるを得ない状況。特に、人気の象ジョン、トンキー、ワンリーを救おうと必死の抵抗。しかし、戦争の現実はあまりにも過酷。飼育員たちの葛藤と、罪のない動物たちの視点から、戦争の悲惨さと命の尊さを描く、涙なくしては見られない感動のアニメーション。
ネット上の声
- 戦争とはかくいうもの
- 「11ぴきのねこ」と同じビデオに録画されていて何度も鑑賞した作品
- 子どもの頃に観てすごく記憶に残ってた映画のひとつ
- 動物+戦争とか、涙なしに見れない
アニメ
- 製作年1982年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督前田庸生
- 主演常田富士男