大戦中インド寺院の舞姫マタ・ハリと称し墺露間を往復し、ロシアの間諜を務め、最後に二重間諜事件のため銃殺されたマーガレーテ・ゲルトルードの事実を骨子としてレオ・ビリンスキー氏がシナリオを執筆し、かつて「性の焔」を作った事によって我国にも知られているフリードリッヒ・フェーエル氏が監督完成した映画である。マタ・ハリに扮するのはマグダ・ソーニャ嬢で、それを助けて「奇遇の三人」「秘めたる情熱」等出演のフリッツ・コルトナー氏を始めとし、アレクサンダー・ムルスキー氏、マチアス・ヴィーマン氏、ヴォルフガング・ツィルツァー氏、等が出演している。(無声)
ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督フリードリッヒ・フェーヘル
- 主演マグダ・ソニア