ボクサーとしては致命的な網膜剥離を克服し、現役復帰を果たしたプロボクサー・辰吉丈一郎。彼の勇姿は多くのボクシング・ファンを大いに熱くさせたが、そんな彼のインタビューと架空のドラマを融合させた異色のボクシング映画。ドキュメンタリー部分では辰吉のインタビューの他に、父親や奥さんのインタビューや、日本中を興奮の渦に叩き込んだ薬師寺保栄との試合をじっくり見せている。また、ドラマ部分では辰吉の熱狂的ファンである、あるお好み焼屋の主人を中心とする人たちの人間模様を、コメディ・タッチで描く。監督は「トカレフ」の阪本順治。脚本は阪本と「潤の街」の金秀吉。撮影は「エンジェル・ダスト」の笠松則通と「女帝(1995)」の田中一成が担当している。ドラマ部分の主演は宇崎竜童。スーパー16ミリからのブローアップ。
ネット上の声
- 映画としての評価ではなく、ただただ僕が辰吉丈一郎を好きなだけです(笑)辰吉の表情
- 阪本順治作品はあまり波長が合わないけど、これは半分ドキュメンタリーなので辰吉ファ
- ドラマとドキュメンタリーが半々という変わった構成ですが、正直ドラマ部分いらない
- メディアで見る好戦的でビッグマウスのイメージが無くて驚いた記憶が
ボクシング、 ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督阪本順治
- 主演辰吉丈一郎