ホウ・シャオシエン、ゾン・ジュアンシャン、ワン・レンの3人によるオムニバス映画で、当時、ホウ以外のふたりはまったく演出経験のない新人。60年代前半の台湾を舞台に、必死に生活を送る人々の姿を描く。ホウ・シャオシエン監督の「坊やの人形」は赤ん坊を育てるため映画館のサンドイッチマンをして日銭を稼ぐ青年とその妻の話。ゾン監督の「小泙の帽子」は日本製圧力鍋のセールスマンとして地方を回る青年たちの話。ワン監督の「りんごの味」は駐留米軍の車にひかれた男とその家族が、手厚すぎる補償を約束され、喜こぶべきか悲しむべきか悩む話。いずれのエピソードも当時の台湾の庶民を描いたホワン・チュンミンの原作の映画化。
ネット上の声
- 淡々としているけど・・・
- 庶民哀歌は日本と同じ
- 強いて言うなら小琪の出てくる2本目が好きだったけれど、3本とも退屈だった
- ああっ!あの宣伝している映画が観たい!
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国台湾
- 時間108分
- 監督ホウ・シャオシェン
- 主演チャン・ボージョン