12世紀のアンダルシアを舞台に、焚書に抵抗する哲学者をめぐる人間模様を描いた娯楽大作。監督・脚本(ハーリド・ユーセフと共同)はエジプト映画界を代表する巨匠ユセーフ・シャヒーン。彼の監督第32作目だが、日本公開は「アレキサンドリアWHY?」「放蕩息子の帰還」に次ぐ3作目。製作はシャヒーンの甥のガブリエル・クーリーと「クリスマスに雪はふるの?」のアンベール・バルザン。音楽はエジプトの著名な歌謡曲作曲家であるカマール・タウィールとヤフヤ・アルムギーの共同。撮影のムフスィン・ナスル、美術のハーミド・ハムダーン、編集のラシーダ・アブドッサラーム、衣裳のナーヒド・ナスルッラーはシャヒーン作品の常連。出演はエジプトの名優ヌール・シェリーフほか。97年(第50回)カンヌ国際映画祭記念特別賞受賞。
ネット上の声
- イスラム製エンタテイメント!
- ユーセフ・シャヒーンの映画は短編を2本しか観てなかったけど、今回、初めて長編を観
- スペインがムスリム国家だったころ、十字軍遠征の頃の話
- どうすればこう作れるのかというくらい眠くなる映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国フランス,エジプト
- 時間135分
- 監督ユーセフ・シャヒーン
- 主演ヌール・エル・シェリフ