愛する娘をスターに。貧しい母親の夢が、虚飾に満ちた映画界で暴走する、ネオレアリズモの傑作。
1950年代、イタリア・ローマ。貧しいアパートに暮らす母親マッダレーナ。彼女の夢は、幼い娘マリアを映画スターにすること。新作映画の子役オーディションの知らせを聞き、娘の成功を信じて疑わない彼女は、家計を顧みず、レッスンや衣装に大金を注ぎ込む。夫の反対も押し切り、娘を撮影所に連れて行くマッダレーナ。しかし、そこで彼女が目の当たりにしたのは、華やかな世界の裏側にある厳しい現実だった。母の愛とエゴが交錯する物語。
ネット上の声
- 誰が子どもの幸せを決めるのか
- マリア・マッダレーナ
- 現代にも通じる
- とにかく騒がしい作品。喋る、喋る、喋る…。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国イタリア
- 時間115分
- 監督ルキノ・ヴィスコンティ
- 主演アンナ・マニャーニ