1980年代台湾、退屈な島を飛び出した若者たち。大都会の喧騒の中で見つめる、ほろ苦い青春の終わり。
1980年代、台湾の離島・風櫃(フンクイ)。喧嘩と悪戯に明け暮れる、血気盛んな少年アチンとその仲間たち。島での退屈な日々に嫌気がさし、大都会・高雄へと飛び出す決意。憧れの都会での刺激的な生活、のはずが、彼らを待っていたのは工場での過酷な労働と厳しい現実。初めて知る社会の理不尽さ、淡い恋の芽生えとすれ違い。故郷を懐かしみながらも、もう戻れない日々。少年から大人へと移ろうとする彼らが目の当たりにする、青春の通過儀礼。
ネット上の声
- 故郷の島の描写がとにかく美しい。都会に出てからの現実とのギャップが、甘酸っぱくてほろ苦い青春そのものって感じで、すごく心に残った。
- 少年たちの有り余るエネルギーがすごい。喧嘩したり、ふざけたり、見てて懐かしい気持ちになった。
- めっちゃいいじゃないか…!
- 雰囲気は良いんだけど、誰が誰だか…笑。感情移入はしにくかったかな。
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国台湾
- 時間101分
- 監督ホウ・シャオシェン
- 主演ニュー・チャンザイ