故郷を追われた東ドイツの歌手。西側の自由と、父が隠した過去の真実との間で揺れる魂の彷徨。
1980年代、分断されたドイツ。反体制的な歌で東ドイツを追われた歌手クラウス。彼は自由の地・西側で、かつて亡命した父の足跡を追い始める。しかし、資本主義の論理が支配する音楽業界に戸惑い、理想と現実のギャップに苦しむ。やがて彼は、父が隠し続けた衝撃の過去と、両国にまたがる巨大な嘘に直面する。自分の歌うべき歌は何か、そして自分の祖国はどこなのか。アイデンティティを問う魂の旅路。
ネット上の声
- ベルリンの壁崩壊前に製作されたケン・ローチ監督作
- ☆ケン・ローチ作品は一律4.0 で
- ケン・ローチ86年作
- 世界がまだ東と西とに二分されていた時代に、そのどちらにも純真な自由などが無いと言
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国イギリス,ドイツ,フランス
- 時間111分
- 監督ケン・ローチ
- 主演ゲルルフ・パナッヒ