ウラジミール・ペトロフのトーキー第二回監督作品で、ロシア演劇の父と言われるアレクサンドル・オストロフスキーの名作戯曲を監督者ペトロフ自ら映画脚色に当っている。出演俳優はチホンに扮するI・チュウェレフを除けば凡て国立ドラマ劇場の名優連で、女主人公を勤めるA・タラソワはレニングラード劇界での人気女優、V・O・マッサリチノワ、E・P・コルチャギナ・アレクサンドロフスカヤの二老女優はソヴィエト劇壇の至宝と称される人々で其他「人生案内」のジャロフ、サルビーナ、ツァレフ等という顔ぶれである。撮影はウィアチェスラフ・ガルダノフ、作曲はウラジミール・シチェルバーチェフが夫々担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年1934年
- 製作国ソ連
- 時間---分
- 監督ウラジミール・ペトロフ
- 主演A・K・タラソヴァ