全3作品。王貞治が出演した映画ランキング

ハンク・アーロンの755号を越える756号のホームランを打ち、国民栄誉賞を受賞した、王貞治の姿を描く。監督は「戒厳令」の吉田喜重、撮影は読売映画社撮影班がそれぞれ担当。一九七七年九月三日、王貞治はハンク・アーロンの持つ記録の七五五号を越える七五六号のホームランを打った。重圧の中で打ったホームランは王貞治にとって、十九年におよぶプロ生活の一つの決算でもあった。そして、長嶋茂雄、川上哲治をはじめ、周囲の人々が王貞治を語る。王貞治の生きざまや人間像にもカメラは迫る。そして、過度の集中力を要求されるプロ野球にあって、しかもその最高峰にあって、少しもおごることなく黙々と練習にはげむ姿に、野球を越えた偉大な人間“王貞治”を見るであろう。

「新・夫婦善哉」の八住利雄がオリジナル・シナリオを執筆、「喜劇　駅前女将」の佐伯幸三が監督した野球映画。撮影もコンビの黒田徳三。

プロ野球の厳しさに悩み苦しみながら成長していく新人選手の姿を巨人軍の歩みとともに描く。