太平洋の孤島、日米両軍の兵士たちが対峙する。生と死が交錯する極限状況で、彼らが見た戦争の真実とは。
第二次世界大戦下の太平洋。名もなき島を奪取するため、米海兵隊の一部隊が上陸作戦を決行する。彼らを待ち受けるのは、巧みに隠れた日本軍の強固な抵抗。ジャングルでの激しい戦闘、容赦なく降り注ぐ砲弾。極限状態に置かれた兵士たちの心は、恐怖と憎悪、そして郷愁で満たされていく。この映画は、単なる戦闘の記録ではない。兵士一人ひとりの心の声をナレーションで描き出し、敵である日本兵にも人間としての苦悩や想いがあることを浮き彫りにする。勝者も敗者もなく、戦争という巨大な狂気に翻弄される人間の姿を克明に記録した、痛烈な反戦叙事詩。
ネット上の声
- 「シン・レッド・ライン」などの原型
- 時折混ぜられる実映像であろうシーンが戦争映画としては面白かった
- ザ・シネマの町山さん番組ビデオショップUSAより
- 米兵にも家族がいる 日本兵にも家族がいる
戦争
- 製作年1967年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督コーネル・ワイルド
- 主演コーネル・ワイルド