西安映画製作所の所長として、チャン・イーモウやチェン・カイコーらニューウェイブ監督を積極的に世に送り出してきたことでも評価の高いウー・ティエンミンの監督デビュー作。文化大革命期を舞台に、老人、中年、青年の三世代の精神史をそれぞれの恋愛をからめながら描く。河やいかだの上など限定された舞台空間の中で強烈なヒューマニズム感覚を、いささかの伝統的話法にも頼ることなく描き上げているところが見どころ。主役の老人を演ずるのは現代中国映画界きってのベテランで、「菊豆」にも出演したリー・ウェイ。
ネット上の声
- ウー・ティエンミン監督作品!
- 【詳述は、『黄色い大地』欄で】文革で肥ゆる偽善者と、虐げられ·自由奪われ·不運続
- 83年製作にしては古くさい演出だけど、主役のオッサン俳優のおかげで好感度高し
- いわゆる文革批判の作品群のうちのひとつ
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国中国
- 時間90分
- 監督ウー・ティエンミン
- 主演リー・ウェイ