軍事政権下のアルゼンチンで生活するある家族の姿を、子どもの視点から描いたヒューマンドラマ。1977年、アルゼンチン北東部の州都サンタ・フェに暮らす少年アンドレスは交通事故で母を亡くし、祖母オルガの家に移り住む。貧しくとも愛情に溢れた母との生活とは異なり、自分のルールを押し付けてくるオルガの家で次第に居場所を失っていくアンドレスは、安らぎを求めて母と暮らしていた家に忍びこむが、そこで母が隠していた反体制派のビラを見つける。陽気だったアンドレスは次第に無口になり、大人たちや家族を静かに見つめながら真実を見極めていく。
ネット上の声
- 惜しい!次の問に答えられていれば★5つ!
- 子供の視線は時に大人よりもシビア
- ラストシーンは名作中の名作。
- 瞳が物語る軍事政権の戦慄
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国アルゼンチン
- 時間108分
- 監督ダニエル・ブスタマンテ
- 主演ノルマ・アレアンドロ