その前衛的な映像のため、公開時のパリの映画館では観客が騒ぎ出し批評も二つに分裂、世界中の人々を驚嘆させながら公開中止の憂き目にあい幻の映画となった、1923年製作マルセル・レルビエ監督の前衛映画の古典を、1986年白黒着色サウンド版として復元したもの。当時オリジナルの状態でこの映画を見ており、のちにレルビエの「金」のメイキング・フィルムを作った映画監督ジャン・ドレヴィルが色彩復元の監修をした。音楽は、戦争中に消えてしまったダリウス・ミローのオリジナル・スコアの代わりに、新たに作曲されたジャン・クリストフ・デヌーの曲が付け加えられている。本国では1988年、マルセル・レルビエ生誕 100年祭においてシャンゼリゼ劇場で公開された。
ネット上の声
- 布地にアール・ヌーヴォー的な豪華さを残したポールポワレの衣装と、どこを向いてもア
- 「非情で気ままな歌手クレールが、彼女に恋する若きエンジニア・アイナーに命を救われ
- アートに明るい知り合い2人から、それぞれ別の機会で良かったと聞いたので、期待を胸
- 東京都庭園美術館内 『交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー』展にて鑑賞
- 製作年1924年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督マルセル・レルビエ
- 主演ジョルジェット・ルブラン