ダグラス・フェアーバンクス氏が「フォビン・フッド」の次に製作した大作で、アラビアン・ナイトの物語に基づいてエルトン・トーマス氏が原作を書き、ロッタ・ウッズ氏が脚色し「世界を敵として」「女は誓いぬ」等監督したラウール・ウォルシュ氏が招かれて監督の任にあたった。相手役は新進のジュランヌ・ジョンストン嬢、我が国の上山草人、南部邦彦両氏、コマント嬢(ペルシャ王子に扮す)、その他日独人のハーフで詩人のハートマン定吉氏、獰猛なノーブル・ジョンソン氏、中国人の女優アンナ・メイ・ウォン嬢等である。お伽噺式のファンタジーで、リアリズム全盛の米国映画界に大きな波紋を投げた大作品である。昨年3月ニューヨークリバティーで封切りされた。
ネット上の声
- 王宮の守衛はトラとチンパンジー!
- ダグラス・フェアバンクスの魅力
- ウォルシュの習作か
- 「復活」「彼奴は顔役だ!」「ハイ・シェラ」「白熱」などでギャング映画・犯罪映画の
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1924年
- 製作国アメリカ
- 時間139分
- 監督ラオール・ウォルシュ
- 主演ダグラス・フェアバンクス