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パリの春、偶然の出会いが招く四角関係。言葉と心理が交錯する、エリック・ロメールが描く大人の恋愛劇。
哲学教師のジャンヌは、恋人の家と自分のアパルトマンの両方から締め出され、居場所を失っていた。そんな時、パーティーで出会った音大生のナターシャの厚意で、彼女の父親のアパルトマンに滞在することに。そこでジャンヌは、ナターシャが自分の父イゴールと、その若き恋人エーヴの関係を壊し、代わりにジャンヌを後釜に据えようと画策していることを知る。週末、田舎の別荘で一堂に会した4人。穏やかな会話の裏で、それぞれの思惑と嫉妬が渦巻く。春の光の下で繰り広げられる、知的で皮肉な恋の駆け引きの顛末。
ネット上の声
- エリック・ロメールによる「四季の物語」シリーズの第1作🌸
- ○.。*゜ロメールの魔法 ○. :* ☆
- 肩パットとニトリの家具と
- 春の優しさ、自然な優しさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督エリック・ロメール
- 主演アンヌ・ティセードル
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歌手・俳優・映画監督・小説家など多岐にわたり活躍し、後世に名を残したセルジュ・ゲンズブールの初監督作品。ゲンズブールが1969年に発表し、性行為を思わせる歌詞など官能的な内容で物議をかもした反面、イギリスや日本など世界各国で大ヒットを記録した楽曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」をモチーフに、ゲンズブールが自らメガホンをとり映画化した。ゴミ処理をしながら町を転々とし、仕事仲間以上の強い絆で結ばれているクラスキーとパドバン。2人は立ち寄ったカフェで、ウェイトレスとして働くボーイッシュな女性ジョニーと出会う。クラスキーとジョニーはお互いに興味を持つのだが……。ゲンズブールが監督のほか脚本、音楽も担当。ジョニー役は、モチーフとなった楽曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」をゲンズブールとデュエットしたジェーン・バーキン。日本では1983年に「ジュ・テーム…」のタイトルで初公開されたが、赤裸々な性描写のシーンは修正が加えられ、英語版での上映だった。1995年のリバイバル上映およびビデオ発売以降、タイトルは「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」。ゲンズブール没後30年となる2021年には、「4K完全無修正版」でリバイバル公開。
ネット上の声
- 【中性的なジェーン・バーキンの肢体が印象的な作品。セルジュ・ゲンズブールが愛した女性を美しく描いた作品。小学生時代に、ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュを聴いた時の衝撃は、忘れ難い。】
- 若きジェーン・バーキンの異常な可愛さが印象的でした。 とてもいい顔...
- ゴミ廃棄場のようなゲス男と、カフェ暮らしの 薄い女の、数日
- ジュテームジュテームバーキン
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督セルジュ・ゲンズブール
- 主演ジェーン・バーキン
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パリのとあるごくありふれたホテルに行き交う人々の出会いと別れ、ささやかな喜びと悲しみを描く。製作はサイモン・ペリー、監督・脚本は女流監督のヤナ・ボコーワで本作品が日本公開第一作にあたる。撮影・照明はジェラール・デ・バティスタ、音楽はロドルフォ・メデロスが担当。出演はフェルナンド・レイ、ベランジェール・ボンヴォワザンほか。
ネット上の声
- — 「パリはあなたを必要としていないのに、あなたはまた戻ってきてしまった
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス,イギリス
- 時間117分
- 監督ヤナ・ボコーワ
- 主演フェルナンド・レイ