「都会の哀愁」の一編を以て名を挙げた細菌学者にして映画人たるパウル・フェヨスが故郷ハンガリーに帰って監督した第一回作品である。物語はハンガリーの伝説に取材したもので、閨秀作家エローナ・フェロェプが脚色に当った。撮影は「ダイナマイト」「鉄窓の女」のペヴェレル・マーレィの担任。セットのセルジュ・ピメノフ、作曲のL・アンジアル、は何れも生粋のハンガリー人である。主演者は「巴里祭」「ル・ミリオン」のアナベラである。
ネット上の声
- ハンガリーの春雨は…
- 男と出会う→捨てられて妊娠→職場からも追い出されるなど流れが速すぎて完全に置いて
- 死んだ母親が娘の貞操の危機を救うというハンガリーに伝わる寓話を、見事に映像化した
- 物語、構成、カット割死角なし、サイレントの様式を保ってても全く違和感なく観れる画
- 製作年1932年
- 製作国フランス
- 時間66分
- 監督パウル・フェヨシュ
- 主演アナベラ