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「生きるべきか、死ぬべきか」父王の亡霊に復讐を誓ったデンマーク王子ハムレットの、狂気と苦悩に満ちた悲劇。
中世デンマーク、エルシノア城。若き王子ハムレットは、父王の急死と、叔父クローディアスが母ガートルードと早々に再婚したことに深く絶望していた。そんな彼の前に、父王の亡霊が出現。亡霊は、自らの死がクローディアスによる毒殺であったと告げ、復讐を命じる。父の死の真相を確かめるため、狂気を装い始めるハムレット。恋人オフィーリアを突き放し、疑念と孤独を深めていく。復讐の刃は、やがて王家全体を巻き込む血塗られた悲劇へと突き進む。
ネット上の声
- ロケーションがバチかっこいいけどハムレットにしては近代人じみた心内語多めでさすが
- シェークスピア映画を代表するソビエト映画の知られざる名画
- 兄王の登場はすごいオーラあって、不気味さある
- 夜風に繙く 幽霊マント
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国ソ連
- 時間150分
- 監督グリゴーリ・コージンツェフ
- 主演インノケンティ・スモクトゥノフスキー
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海でしか生きられぬ青年と、陸で生きる娘。ソ連が描く、異色の設定で贈る、切なくも美しいSFロマンス。
南米の海辺の町。人々は、海に現れる謎の怪人「海の悪魔」を恐れていた。その正体は、天才外科医の手で、水中で呼吸できるエラを移植された青年イクチアンドル。陸の世界を知らずに育った彼は、ある日、美しい娘グティエーレと運命的な出会いを果たし、初めて恋を知る。彼女と共に陸で生きることを夢見るイクチアンドル。しかし、彼の特異な能力に目をつけた強欲な商人が、彼を捕らえようと画策。二つの世界に引き裂かれる彼の純粋な愛は、人間の欲望と偏見によって悲劇的な結末へと導かれていく。
ヒューマンドラマ、 パニック、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1961年
- 製作国ソ連
- 時間97分
- 監督ゲンナージー・カザンスキー
- 主演ウラジーミル・コレネフ
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「ぐるりのこと。」で数々の映画賞を受賞した橋口亮輔監督が、同作以来7年ぶりに手がけた長編監督作。橋口監督のオリジナル脚本作品で、不器用だがひたむきに日常を生きる人々の姿を、時折笑いを交えながらも繊細に描き出した。通り魔事件で妻を失い、橋梁点検の仕事をしながら裁判のために奔走するアツシ。そりがあわない姑や自分に関心のない夫との平凡な生活の中で、突如現れた男に心揺れ動く主婦・瞳子。親友への想いを胸に秘めた同性愛者で完璧主義のエリート弁護士・四ノ宮。3人はもがき苦しみながらも、人とのつながりを通し、かけがえのないものに気付いていく。主人公となる3人はオーディションで新人を選出し、橋口監督が彼らにあわせてキャラクターをあて書きした。リリー・フランキー、木野花、光石研ら実力派が脇を固める。
ネット上の声
- これなら俺でも出来ると希望が持てる映画
- クソみたいな全ての中にも…
- 久々にいい映画を見た。 3つの日常が交差する。妻を通り魔に殺された...
- こんな映画がまだまだ見られるように願う。と、いまさらDVDで観て思...
- 製作年1969年
- 製作国ソ連
- 時間---分
- 監督エリヨール・イシムハメドフ
- 主演ロジオン・ナハペトフ