井の頭自然文化園に60年以上生きたアジアゾウ「はな子」。その生涯を通し、動物と人間の共生を問う感動の記録。
舞台は戦後の日本から現代に至る井の頭自然文化園。タイからやってきた一頭のゾウ「はな子」。彼女は、戦争の傷跡が残る人々の心を癒す希望の星だった。しかし、長い年月の中で彼女は人を傷つける事件を起こし、「猛獣」のレッテルを貼られてしまう。孤独な檻の中で心を閉ざすはな子。そんな彼女に寄り添い、再び心を通わせようと奮闘する飼育員たち。はな子の瞳が伝えたかったこととは。その静かな生涯が問いかける、命の重さ。
ネット上の声
- 淡々とした日常が描かれているだけなのに、なぜか目が離せなかった。家族って何だろう、幸せって何だろうって深く考えさせられる、不思議な魅力のある映画でした。
- 主人公にあまり魅力を感じられなかったかな。
- 描かれる暮らしがとても丁寧で、特に食事のシーンが印象的。お母さんの作る料理が美味しそうだったな。
- すごく良かった!
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督佐藤真
- 主演今村花子