昭和初期の日本、貧しいながらも懸命に生きる一家の姿を通して、家族の絆と労働の尊さを描く物語。
昭和恐慌の影が忍び寄る日本。とある町工場で働く父、内職で家計を支える母、そして4人の子供たち。決して裕福ではないが、互いに助け合い、明るく暮らす石村一家。しかし、不況の波は容赦なく彼らの生活を脅かす。父の給料は減らされ、長男は進学を諦めざるを得ない状況に。それでも一家は希望を失わず、それぞれの持ち場で懸命に働く。父の仕事への誇り、母の深い愛情、そして子供たちの健気な姿。厳しい現実の中で、家族が一つになって困難に立ち向かう姿をドキュメンタリータッチで描き出す、心温まる家族の肖像。
ネット上の声
- 戦前とひとくくれない日常の姿
- 苦難と弾圧を乗り越えて
- 貧しさを救う勉学の道
- 子どもの進路に悩む父
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督---
- 主演徳川夢声