自殺を図った従弟の生死をめぐり、集まってきた親戚が家族の存在を見つめ直す様を描いた一編。監督・脚本は中編の本作で監督デビューを果たした「そして僕は恋をする」のアルノー・デプレシャン。撮影のエリック・ゴーティエ(「イルマ・ヴェップ」)、音楽のマルク・ゾンマー、美術のアントワーヌ・プラトーは、本作以後「魂を救え!」「そして僕は恋をする」でもデプレシャンと組んだ。編集は「王妃マルゴ」のフランソワ・ジェディジエ、衣裳はギスレーヌ・トルトロー。出演は「インドシナ」のティボー・ド・モンタランベール、「見憶えのある他人」のマリアンヌ・ドニクール、「夜の子供たち」のロランス・コートほか。91年プルミエ・プラン映画祭最優秀ヨーロッパ短篇映画脚本賞受賞、同年ジャン・ヴィゴ賞受賞。
ネット上の声
- 空気感覚を感じましょう
- 画面のなかにぎゅっと詰め込まれた生きる人間達の密度が、事の発端にいる1人の死にゆ
- 上映前の監督による解説のおかげでスッと観られた、ありがたい〜! 確かにチェーホフ
- 他者の死(または死に際)を口実に集まった彼らは対話する、関係のないわたしたちには
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国フランス
- 時間52分
- 監督アルノー・デプレシャン
- 主演チボー・ドゥ・モンタランベール