ワシントンD.C.へ向かう一台のバス。人種、世代、境遇も違う男たちが、魂の再生を求め旅に出る傑作ロードムービー。
1995年、アメリカ。ロサンゼルスからワシントンD.C.で開催される「ミリオン・マン・マーチ」を目指し、一台のバスが走り出す。乗客は、疎遠だった父と手錠で繋がれた息子、元ギャング、白人のバス運転手など、背景も世代も全く異なる黒人男性たち。3000マイルの道のりは、バスという密室空間で互いの価値観をぶつけ合う魂の旅。人種差別、親子関係、宗教、同性愛。激しい議論の果てに、彼らは社会や自身が抱える問題と対峙する。果たして彼らは無事に目的地にたどり着き、連帯を見出すことができるのか。旅の終わりが告げる、希望と再生の物語。
ネット上の声
- めちゃくちゃ久しぶりのスパイク・リー作品
- 原題はそのままの“Get on the Bus”
- リ―の一つの到達点で通過点
- 黒人のうちにある差別意識
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国アメリカ
- 時間121分
- 監督スパイク・リー
- 主演チャールズ・S・ダットン