若女将・百合子は大好きな俳優・敬をオカズにバイブでオナニーに耽り、絶頂を迎えてそのまま眠ってしまう。翌朝、目覚めると全裸の男が横に寝ている。個性派俳優の岩谷にそっくりだ。彼女の悲鳴で旅館の従業員と百合子の父・祐也が集まるが、岩谷は百合子以外には見えなかった。彼は自分を「神」だと言う。多忙によるストレス障害だと、百合子は病院に搬送されてしまう。
退院した百合子の傍らには今も岩谷がいる。しかも百合子の下着を着けているのだ。疲れによる幻覚と自分を納得させる。
妻を亡くした祐也と仲居・真実はいつの間にか男女の仲になっていた。密かに布団部屋で愛し合う二人の傍らには岩谷がおり、いたずらで真実の呼吸を塞ぐ。祐也には快感と見えるが、真実は失神して大騒ぎとなる。
いつしか百合子には岩谷の存在が日常と同化していた。だが、夢の中で敬に抱かれるといつの間にか彼が岩谷にすり替わっている。夢の中まで侵入する岩谷に百合子はおかんむりだ。そして、岩谷が神なら旅館を満員にできるはずだと言い出す。岩谷は駅前で旅行客の背中を押しまくり満員にする。そんな中、敬にそっくりな鬼原は宿泊客として現れる…。
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督竹洞哲也
- 主演かすみ果穂