「神様のカルテ」「白夜行」の深川栄洋監督が俳優で妻の宮澤美保を主演に迎え、自主制作映画として撮りあげた人間ドラマ。
両親の介護をするため、15年前に東京から長野の実家に帰ってきた42歳の大島圭子。生活保護を受けながら父を看取り、認知症で意思の疎通が取れなくなった母を世話しながら慎ましい生活を送っている。ある日、圭子は高校の同級生だった横山賢治と再会する。母の介護に彼の助けを借りることで、先の見えなかった圭子の日常に少しだけ光が差し込んでくる。そんな矢先、圭子の母が急死。検死の結果、病死ではなくインシュリンの過剰投与による殺人事件と断定され、圭子の人生はどん底へと向かう。
深川監督が2つの異なる自主制作映画を「sideA」「sideB」と称して連続公開する「return to mYselF プロジェクト」の「side B」にあたる作品。
ネット上の声
- 誰もが人生を諦めそうな凄絶な無間地獄の先には何があるのか、そもそも何ゆえその地獄に落ちたのか... それでも"生きてこそ"と言えるかを問う映画
- 京都の介護殺人事件的な映画かと思ったけど、社会が総出で一人の女性をボコボコにして
- ケアラー・イン・ザ・ダーク/要注意
- 自主制作映画らしい自由な展開
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督深川栄洋
- 主演宮澤美保