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「茶の味」「あぜ道のダンディ」「色即ぜねれいしょん」になど出演する俳優の森岡龍が、多摩美術大学の卒業制作として手がけた長編監督作品。千葉県浦安市のとある町に暮らす高校3年生の島村和秀は、映画監督を目指して8ミリカメラでひたすら街を撮り続け、同級生の嶺豪一と無職の先輩・飯田と3人で、いつも同じ公園にたむろする日々。そんなある日、和秀が気になっている女性・富永さんがストーカー被害にあっていることを知った3人は、ストーカー退治を請け負うのだが……。第33回ぴあフィルムフェスティバルでホリプロ・エンタテイメント賞を受賞。
ネット上の声
- 3人組のキャラいいな。一押し
- 映画のコメントで
- 単館上映(確か)でずっと気になってて、リバイバル上映すると知りわざわざ東京へ行っ
- 丹精を込められて作った映画 嶺さんは出汁がとれるような俳優だね
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督森岡龍
- 主演島村和秀
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台北と東京を舞台に、孤独に生きてきた男の歪んだ青春と再生を描く人間ドラマ。「菊とギロチン」「あのこは貴族」などに出演してきた俳優で、映画監督としても活躍する嶺豪一が主演を務めた。
東京郊外の倉庫で働きながら、漠然と日々を過ごす真司。幼少期に養護施設で育った彼は過去に劣等感を抱き、孤独に生きてきた。唯一の趣味は本を読み、ノートに自分の気持ちを書くこと。誰に対しても心を開かずにいた彼はある日、付き合っていた女性・原田茉耶にも別れを切り出してしまう。予約していた台北旅行を、彼女との最後の旅と思って楽しもうとする真司だったが……。
監督の石井慎吾は、幼少期を養護施設で過ごし、解体業から映画監督・プロデューサーの荒戸源次郎のもとで映画制作を学んだという異色の経歴の持ち主。自らの経験をもとに本作の脚本を執筆し、自らのメガホンで映画化した。ヒロインの茉耶役は舞台を中心に活躍する斎藤千晃。
ネット上の声
- 見終わって改めて解説を読んで、 そうか、再生の物語ってことか、と思...
- 「逃げたくなったんだよね 重くなった」
- 台北は舞台じゃない
- 役者は与えられた状況で最大限頑張っていたし、たまに入るフィクショナルな表現したも
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督石井慎吾
- 主演嶺豪一
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俳優としても活躍する嶺豪一が、多摩美術大学の卒業制作として手がけた初長編監督作品で、第24回東京学生映画祭グランプリや、第34回ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞など多数の映画賞を受賞した青春エンタテインメント。スタントマンになることを夢見て熊本から上京した大吉は、熊本出身者のための学生寮「有斐学舎」で暮らし始める。しかし、東京での学生生活は酒やナンパに明け暮れる毎日で、同じ寮生で映画監督志望の天志にも見放されてしまう。気がつけば大学も卒業目前となり、何ひとつ成し遂げていない大吉は、一世一代のスタントに挑むことを決意するが……。嶺が自ら主演も務め、自身が学生時代を過ごした実際の有斐学舎を舞台に撮り上げた。
ネット上の声
- 熊本出身者の為の学生寮有斐学舎を丸ごと舞台にしたオールバカ夢の競演な青春グラフテ
- 多分まだ大学生になってないからこの良さをうまく掴むことが出来なかったんだろうな.
- 熊本から上京してきた男子寮の若者達の話
- 単純に好みじゃなかったなあ、という感想
青春
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督嶺豪一
- 主演嶺豪一
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諏訪敦彦や黒沢清に師事し、大学在学中に手がけた初長編「夜来風雨の声」が海外で高い評価を 受けた五十嵐耕平監督の東京藝術大学大学院修了作品。憲法が改正されて国防軍も創設され、東京オリンピックを約2年後に控えた2017年12月30日。ゴミ処理工場に一匹の犬が迷い込む。事務のタニちゃんは犬を探すが見つからない。夜勤を終えたケンはこの日非番のゴウとテレビゲームで遊んでいる。足立さんは帰ろうとせず、ヤナさんは新年の飾り付けに勤しんでいる。工場で働く彼らは、それぞれ同じような問題を抱えていた。妊娠、不倫、家族、戦争で死んだ友達。そんな中、足立さんとの不倫関係に思い悩むタニちゃんだったが、いつしか既に死んだはずの元工場長の父親が、この場所にいるのではないかと感じ始める。
ネット上の声
- 寂しい夜勤の工場
- えっ?なかなか評価高いみたいだけれど、90 分弱なんで胸を撫で下ろした
- むかしから、とるにたらない願かけをするくせがある
- 世界の捉え方に、強く共感をおぼえる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督五十嵐耕平
- 主演谷口蘭
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横浜聡子、石井岳龍、加藤拓人、守屋文雄という気鋭の4人の監督が、感情の欠けた4人きょうだいを主人公につむいだ物語。
神尾家の4人きょうだいは、それぞれに感情の一部が欠けていた。「喜び」を感じない長男・光は、執筆中の映画脚本のラストシーンに必要な再会の喜びのセリフを求めて、人々が交わす言葉に耳を傾ける。「怒り」がないことに葛藤する長女・火水子は、自ら怒りを抱けそうな場所を探し、社会革命を目指す青年たちと行動を共にする。「楽しさ」がわからない次男・太陽は、恋人から「私といて本当に楽しい?」と問われ、埋められない溝をどうにかしようともがく。「寂しさ」という感情がない次女・花子は、突然高校を中退して漁港の旅館で働き始める。退学の手続きのため花子のもとを訪れてきた担任教師の藤巻は、花子に共感し、そんな藤巻を見た花子はある提案をする。
「いとみち」「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督が「長男のはなし」、「パンク侍、斬られて候」「狂い咲きサンダーロード」の石井岳龍監督が「長女のはなし」、オムニバス「DIVOC-12」にも参加した加藤拓人監督が「次男のはなし」、「まんが島」「すずしい木陰」の守屋文雄監督が「次女のはなし」でそれぞれメガホンをとった。4人きょうだいを演じるのは嶺豪一、柳英里紗、井之脇海、白田迪巴耶。
ネット上の声
- 「今日、お父さんの誕生日だから農協から五万円貰えるの」
- 歪んだ日常の延長で起こること。
- 企画書を読み直したほうが
- アレキシサイミア
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督横浜聡子
- 主演嶺豪一
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文化庁若手作家育成プロジェクト「ndjc」で製作した短編「はなくじらちち」などで注目される堀江貴大監督の初の長編作品。若手作家の登竜門として知られるTAMA NEW WAVEで主演男優賞、主演女優賞、グランプリの3冠を受賞した。倒産寸前の通販会社の映像製作部門で働く星野は、社長の坂口が突如立ち上げたプロレス同好会に無理矢理参加するはめになる。星野のファイトスタイルに肩入れするようになった坂口は、プロレスと通販番組を融合させた新番組をスタートさせ、星野はレスラーとして番組に出演。星野の同僚で、恋人でもある葵は、星野が楽しそうにプロレスに興じる姿を受け入れることができず、戸惑いを感じていた。しかし、今まで陽の当たらない人生を送っていた星野にとって、プロレスのリングは唯一の輝ける場所だった。主人公の星野役に「溺れるナイフ」の嶺豪一、葵役に「螺旋銀河」の澁谷麻美。社長の坂口役を「百円の恋」「アウトレイジ」の坂田聡が演じる。
ネット上の声
- 文化庁の「若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)」で堀江貴大監督が制作した『は
- 何度観ても、星野とあおいの関係は素敵だなって感じられる作品です
- 強引なつなげ方や、おかしな間にいつのか引き込まれました
- 映画『いたくても いたくても』
青春
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督堀江貴大
- 主演嶺豪一
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「アレノ」「海辺の生と死」の越川道夫監督が、男女の性愛を描く「誰でもない恋人たちの風景」シリーズの第2弾。17歳で複雑な家庭から逃げ出したあざみ。年の離れた編集者のキタジマさんの恋人になったあざみは、彼に釣り合う女性になりたいと精いっぱいの背伸びをするが、仕事優先のキタジマさんは彼女になかなか向き合ってはくれなかった。あざみはキタジマさんとの恋愛でさびしさをこじらせ、その後、誰と付き合ってもキタジマさんのことが頭から離れられずにいた。そんな彼女の前に現れたノダくんは、子どものようにまっすぐに愛をぶつける、キタジマさんとはまったくタイプの違う男性だった。同じ頃、軽蔑していた母と再会し、死を経験したあざみは、人を愛すること、そして生きることを見つめ直す。あざみ役を「ももいろそらを」の小篠恵奈が演じるほか、奥野瑛太、嶺豪一、斉藤陽一郎、片岡礼子らが顔をそろえる。
ネット上の声
- あざみさんのことを知る物語
- 「死ぬまで生きて行く」と言うのは、この世に生を受けたのだから後悔ないように生きて
- 越川道夫監督『あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景vol.2』(2020)
- “誰でもない恋人たちの風景”シリーズ第2弾
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督越川道夫
- 主演小篠恵奈
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「海辺の生と死」「愛の小さな歴史」などで人々の生と性を独自の視線で描いてきた越川道夫監督が、恋人に去られた女性の心の内を描いた人間ドラマ。
ある日突然、恋人のショウイチロウが目の前から姿を消してしまった30歳の女性ハナは、それ以来、ショウイチロウの親友だったアカツキと関係を結んでいる。去っていった男の背中と海辺の風を感じながら、ショウイチロウのことを待ち続けるハナ。そしてアカツキもまた、ハナと関係を結びながらも、ショウイチロウのことを捜していた。
ハナ役は、これが映画初主演となる佐藤里穂。アカツキ役は、ドラマ「僕の大好きな妻!」「ぴーすおぶけーき」などで活躍する落合モトキ。ハナのもとを去っていった男・ショウイチロウは、「あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景 vol.2」「二十六夜待ち」などで越川監督作品の常連になっている嶺豪一が演じた。
ネット上の声
- 公式ホームページのあらすじ紹介に「新維新気鋭の女優」なんて誤字が平気で放置されて
- 行方不明の親友の彼女と恋仲になったにも関わらず、親友が見つかって“また昔みたいに
- 精神的なストレスから現実と妄想がぐちゃぐちゃになっていく描写は面白かった
- 越川監督の「誰でもない恋人たちの風景」シリーズが好きだったので鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督越川道夫
- 主演佐藤里穂