昭和初期の港町。流れ者の男女が奏でる、切なくも儚い恋のメロドラマ。
舞台は昭和初期、伊豆の港町。旅回りのギター弾き・健二と、訳ありの女・お浜。二人はひょんなことから出会い、共に旅をすることに。健二の奏でる物悲しいギターの音色と、お浜の美しい歌声。しかし、彼らの前には貧困と世間の冷たい視線という厳しい現実。そんな中、健二はかつての恋人と再会。お浜の心に嫉妬と不安の影が忍び寄る。すれ違う二人の心と、残酷な運命。果たして、彼らに安住の地は見つかるのか。サイレント映画の名匠が描く、名もなき人々の哀愁。
ネット上の声
- 久しぶりの清水宏
- 良い天気って...
- 今では失われたような清新さがここにはあって、ボーゼイギだけが共存に成功しえた情熱
- 「大学の若旦那」とは対象的な清水宏監督トーキー第1作で、雪深い北海道の炭坑と酒場
- 製作年1933年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督清水宏
- 主演大日方伝