海辺の団地に暮らす70代の女性たち。枯れたと思っていた人生に、恋という名の花が咲き乱れるハートフルコメディ。
海が見える団地で穏やかな余生を送る76歳の宮野はつ。ある日、彼女の部屋の押し入れから、かつての恋人が書いた大量のラブレターを発見。その手紙を団地の友人たちと読み始めたことから、彼女たちの日常は一変する。封印していた過去の恋、秘めていた想い、そして新たな出会い。平均年齢75歳の女性たちが、恋に悩み、嫉妬し、ときめく姿。人生の黄昏時に訪れた、甘く切ない青春の再来。老いをユーモラスに、そして力強く描く、人生讃歌。
ネット上の声
- 女流ポルノ監督浜野佐知が贈る性と生の讃歌
- こんなオチバレするタイトルつけなくてもと思ったけど原作はレズビアンの意で付けたん
- 堂々と「百合」を冠した映画が凡作であるはずはなく、独居老人の老婆たちを主人公にし
- 監督のテーマ「女性の性を真正面から撮る」という姿勢がそのまま響いた作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督浜野佐知
- 主演吉行和子