結婚の約束は、愛の終わりか始まりか。一つの告白をきっかけに、男女5人の本音と欲望が剥き出しになる、痛々しくもリアルな恋愛群像劇。
舞台は現代の横浜。教師の智也と果歩は、結婚を間近に控えたカップル。友人たちに祝福される幸せな夜、智也が放った「他に好きな人がいるかもしれない」という衝撃の告白。その一言が引き金となり、これまで保たれていた人間関係のバランスは崩壊。隠されていた嫉妬、秘密、そして抑えきれない情熱が溢れ出す。登場人物たちは、それぞれの愛の形を問い直し、言葉と身体の不一致にもがき苦しむ。対話によって真実の関係を築こうとする彼らの試み。予測不能な感情の衝突が導く、愛の行方。
ネット上の声
- 参った。ただただ凄い会話劇。
- 言葉のやり取りがリアルで、見ていて心がザワザワした。
- 登場人物たちの本音がぶつかり合う様に引き込まれた。現実とは違うのに、なぜかすごくリアルに感じる不思議な作品だった。
- 登場人物の誰にも共感できなくて、見ていてしんどい時間が長かった。好きな人は好きそうだけど、自分には合わなかったかも。
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督濱口竜介
- 主演河井青葉