「無防備都市」のロベルト・ロッセリーニが「戦火のかなた」についでベルリン・ロケした一九四八年作品。同年ロカルノ国際映画祭に入賞した。ロッセリーニ自身のオリジナル脚本から、彼とカルロ・リッツァーニ、マックス・コルペットが脚色している。撮影はロベール・ジュイヤール、音楽は「戦火のかなた」のレンツォ・ロッセリーニ。出演者はすべて無名の素人俳優で、エドムンド・メシュケの少年を中心に、エルンスト・ピットシャウ、インゲトラウト・ヒンツ、フランツ・クリューゲル、エーリッヒ・ギュネらが共演する。なお本作品はイタリア語版で、その監修にはセルジオ・アミディが当っている。
ネット上の声
- ベルリンを舞台に少年の悲劇を描いたネオレアリズモの厳しさ
- ロベルト・ロッセリーニ戦争三部作完結編!
- 敗戦直後のドイツは日本と似て非!
- 大戦終結直後のドイツ国民の現実
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国イタリア
- 時間75分
- 監督ロベルト・ロッセリーニ
- 主演エドムント・メシュケ