ナチス・ドイツの狂乱を生き抜いた母と娘。戦争が引き裂いた家族の絆と、歪んだ愛の年代記。
舞台は1939年、ナチスが台頭するドイツ。若きレネはハンスと恋に落ち結婚、娘アンナを授かるも、夫はすぐさま戦地へ。空襲が日常を破壊し、飢えと恐怖が蔓延する中、レネはたった一人で娘を守り抜く決意。しかし、過酷な現実が彼女の心身を蝕んでいく。終戦後、帰還した夫は別人となり、家族の間に新たな亀裂が。戦争の傷跡が母娘の関係にもたらす、痛ましくも深い影響。これは、激動の時代に翻弄されたある家族の、愛と絶望の記録。
ネット上の声
- 結婚してすぐに愛する人を兵隊にとられ、たったひとりでヒール靴を履き、瓦礫の中を、
- 戦争に翻弄されすれ違う夫婦を描いており今見ると筋立てはそんなに変わったものではな
- 戦前に結婚結婚→夫が戦地から帰ってこないみたいな作品は山のようにあるが、戦後の夫
- 戦争が激しくなり田舎に疎開するくだり、母と幼子が廃墟や荒れ地を歩いていく際に母が
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国ドイツ
- 時間127分
- 監督ヘルマ・サンダース=ブラームス
- 主演エヴァ・マッテス