南米ボリビアでアンデス先住民の価値観に基づく作品をつくり続けてきた映画制作集団「ウカマウ」が、1969年の長編作品「コンドルの血」の撮影中に体験した出来事をもとに、映画スタッフと先住民の価値観の違いから起きた対立と葛藤を描いた作品。ボリビアの映画制作集団が、16世紀にアンデスを“征服”したスペイン人遠征隊を題材にした映画をつくるため先住民村を訪れる。ところが、村人たちは彼らに非協力的で、撮影は一向に進まない。映画スタッフたちは、いつしか自分たちが村人に対し、スペイン人征服者と同じような偏見に満ちた振る舞いをしていることに気づく。
ネット上の声
- 映画内映画で反復される「未開vs文明」
- ホルヘ・サンヒネス監督作品!
- 俳優を着せ替え人形を動かすように演技させ、土地をただ舞台として扱うクルー達
- 運動軌跡を予測しがたい野鳥を、行動原理を理解しがたい先住民を、shootする
アニメ
- 製作年1995年
- 製作国ボリビア
- 時間100分
- 監督ホルヘ・サンヒネス
- 主演ホルヘ・オルティス