全10作品。ロベルト・アラーニャが出演した映画ランキング

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する人気企画「METライブビューイング」2018～19シーズンの第7作。魔性の女に魅入られた男の運命を、人気監督リチャード・エアーのダイナミックなプロダクションで描いたビゼーの名作オペラ「カルメン」（2019年2月2日上演）を収録。19世紀スペイン。故郷で幼なじみのミカエラと結婚することを夢見る伍長ドン・ホセの前に、自由奔放なジプシーの美女カルメンが現れる。すっかりカルメンに魅入られたホセは、ケンカ騒ぎで捕らえられた彼女を逃し営倉送りとなる。出所したホセはカルメンの仲間である無法者一味に加わるが、カルメンの心は花形闘牛士に傾いていき……。

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する人気企画「METライブビューイング」2018～19シーズンの第2作。エリーナ・ガランチャとロベルト・アラーニャの2大スターが共演し、旧約聖書に基づくドラマティックな愛憎劇をブロードウェイの寵児ダルコ・トレズニヤックの演出で描いた「サムソンとデリラ」（18年10月20日上演）を収録。ペリシテ人の支配下にあるイスラエルのガザ。驚異的な怪力を持つヘブライ人の英雄サムソンは、人々を鼓舞してガザの太守を殺害する。ペリシテ人の美女デリラは復讐のためサムソンを誘惑し、怪力の秘密が彼の長い髪にあることを聞き出す。デリラに裏切られ怪力を失ったサムソンは、ペリシテ人に捕らえられ目を潰されてさらし者にされるが……。

情熱的な歌姫と恋人の画家が、動乱の時代の中で巻き込まれる悲劇を描く。イタリアオペラの代表的作品、プッチーニの『トスカ』の完全映画化。監督は「シングル・ガール」のブノワ・ジャコ。衣裳は「リディキュール」のクリスチャン・ガスク。出演はオペラ界で活躍するアンジェラ・ゲオルギュー、ロベルト・アラーニャ、「カルメン」のルッジェーロ・ライモンディほか。

パリ・オペラ座を舞台に、類まれな美声を持つラッパーと一流オペラ教師の運命的な出会いを描いたヒューマンドラマ。 寿司の配達のためオペラ座ガルニエ宮を訪れたラップ好きのフリーター青年アントワーヌ。ふとしたことからオペラの歌真似をした彼は、偶然その場に居あわせた一流オペラ教師マリーに才能を見込まれてスカウトされる。自分とは住む世界が違うと考えながらもマリーと2人で秘密のレッスンを始めたアントワーヌは、次第にオペラに熱中していくが……。 音楽オーディション番組「THE VOICE」で注目されたビートボクサーのMB14が主演を務め、自らオペラ歌唱にも挑戦。「100歳の少年と12通の手紙」のミシェル・ラロックがオペラ教師マリーを演じ、世界的テノール歌手ロベルト・アラーニャが本人役で出演。

スペイン、セビリアのタバコ工場の前にある広場。多くの男たちに言い寄られ、群がられながらも、兵士のドン・ホセ（ロベルト・アラーニャ）に意味ありげな視線を送りつつ花を投げた美女カルメン（エリーナ・ガランチャ）。その後、騒ぎを起こして逮捕されたカルメンは、ドン・ホセを巧みに誘惑し、逃亡に成功する……。

オペラの殿堂ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場（MET）で上演される最新公演を映画館で上映する「METライブビューイング」の2015～16シーズン第8作。映画「イングリッシュ・ペイシェント」などの名匠アンソニー・ミンゲラが演出を手がけ評判を呼んだプッチーニの名作オペラ「蝶々夫人」（16年4月2日上演）をスクリーン上映する。19世紀末の長崎。アメリカ海軍士官ピンカートンは、女衒ゴローの仲介で日本人の芸者・蝶々さんと結婚する。ピンカートンにとってこの結婚は一時的なものだったが、彼を本気で愛するようになった蝶々さんはキリスト教に改宗し一族から絶縁されてしまう。やがてピンカートンは蝶々さんを日本に残してアメリカへ帰国。蝶々さんは彼の子どもを産んで帰りを待ち続けていたが、3年後、ついに彼女の前に現われたピンカートンは、アメリカ人の妻を連れていた。

古代エジプト、エチオピアの王女アイーダ（リュドミラ・モナスティルスカ）は素性を伏せてエジプト王女アムネリス（オルガ・ボロディナ）に奴隷として仕えているが、エジプトの若き将軍ラダメス（ロベルト・アラーニャ）と相思相愛の仲だった。またアムネリスも彼に恋しており、二人の仲に激しく嫉妬する。一方、エジプトとの戦に敗北したエチオピア王アモナズロ（ジョージ・ギャグニッザ）はラダメスに国を裏切らせようと画策するが失敗し……。

1900年のローマ。画家のカヴァラドッシ（ロベルト・アラーニャ）と熱愛中のプリマドンナのトスカ（パトリシア・ラセット）。だが、共和主義者であるカヴァラドッシを捕らえ、さらにはトスカを奪おうと、体制派の警視総監スカルピア（ジョージ・ギャグニッザ）が虎視眈々（たんたん）とその機会をうかがっていた。ある日、カヴァラドッシが脱獄した同志アンジェロッティをかくまったのを知ったスカルピアは、トスカの目前で彼を厳しく拷問する。恋人の解放を条件に体を求められたトスカは、隙を突いてスカルピアを殺害する。

16世紀、フランドル地方を支配しているスペイン。王子のカルロ（ロベルト・アラーニャ）は、父であるスペイン国王フィリッポ2世（フェルッチオ・フルラネット）の妃エリザベッタ（マリーナ・ポプラフスカヤ）と愛し合っていた。一方、王のフィリッポは息子の言動に苦しみ、王妃の愛も得られず悩んでおり……。