ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース監督が、フランスのジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センターの依頼を受け、1989年に製作した日本の世界的ファッション・デザイナー、山本耀司のドキュメンタリー。音楽は『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』(1993)、『愛のめぐりあい』(1995)のローラン・プティガン。パリ・コレクションの準備をすすめる山本耀司の仕事ぶりと彼のインタビューを中心に構成され、ヴェンダースが東京とパリという2大都市、そしてアイデンティティ(独自性)とファッション(流行)を考察する。
映画監督ヴィム・ヴェンダースは世界的ファッション・デザイナー、山本耀司のドキュメンタリーを撮るために来日する。ヴェンダースは以前から山本のシャツのファンで、彼との会話を楽しみにしていた。ヴェンダースは東京の街並みをスケッチしながら、パリ・コレクションの準備中だった山本の姿を撮り、アトリエやビリヤード場など、様々な場所で彼に密着し、人間関係を築いた上でインタビューを試み、デザインの考え方や仕事のポリシー、インスピレーションを受けるものなどを聞き出していく…。
ネット上の声
- 【多様性と変化を考える】
- YohjiYamamoto
- インターネット黎明期に、ファッションの風合いとかシルエットとか生地とかフィジカル
- 山本の服を着た時「新しい皮膚」というよりむしろ「私」であったとヴェンダースは語っ
ドキュメンタリー
- 製作年1989年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間81分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演ヴィム・ヴェンダース