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幼い息子を失った女性の希望と再生の旅路を描いたミステリードラマ。エレナは元夫と旅行中の6歳の息子から「パパが戻ってこない」という電話を受ける。人気のないフランスの海辺から掛かってきたその電話が、息子の声を聞いた最後だった。10年後、エレナはその海辺のレストランで働いていた。ある日、彼女の前に息子の面影を持つ少年ジャンが現れる。エレナを慕うジャンは彼女のもとを頻繁に訪れるようになるが、2人の関係は周囲に混乱と戸惑いをもたらしていく。スペインの新鋭ロドリゴ・ソロゴイェン監督が、2017年に製作しアカデミー賞短編実写映画賞にノミネートされた短編「Madre」をオープニングシーンとして使用し、息子を失った女性の“その先”の物語を描き出す。第76回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品され、エレナ役のマルタ・ニエトが主演女優賞を受賞。
ネット上の声
- 【”深い哀しみの果てに出会った少年との禁断の恋”一人の女性が深い失意から10年掛けて立ち直り、新たな人生の一歩を、赦しと共に踏み出す姿を描いた作品。余韻が素晴しい作品でもある。】
- 子どもを失う苦しみは想像するしかないんですけど、10年後に息子に似た男の子と出会
- 助けを求めて来た我が子を探し彷徨った10年
- 【Cの助とJ太郎】其の四十一
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間129分
- 監督ロドリゴ・ソロゴイェン
- 主演マルタ・ニエト
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スペイン出身の気鋭監督ハイメ・ロサレスが、カタルーニャの乾いた大地で繰り広げられる悲劇の連鎖を描いた。画家のペトラは作品制作のため、著名な彫刻家ジャウメの邸宅にやって来る。彼女の本当の目的はジャウメが自分の父かどうか確かめることだったが、彼が権力を振りかざす冷酷な人物であることがわかってくる。そんな中、一家の家政婦が謎の自殺を遂げ……。章ごとに時系列を前後させながら描き、パズルのピースをはめていくように家族の秘密が徐々に明らかになっていく。主演は「マジカル・ガール」のバルバラ・レニー。本作で77歳にして演技デビューを果たしたジョアン・ボテイがジャウメを演じ、「オール・アバウト・マイ・マザー」のマリサ・パレデスがジャウメの妻役を演じる。
ネット上の声
- 直截描かれていること以外も想像すると・・
- 意外と深い、墓場まで持っていく理由
- 陽光あふれる景色が救い。
- 映像が美しい
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国スペイン,フランス,デンマーク
- 時間107分
- 監督ハイメ・ロサレス
- 主演バルバラ・レニー
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ミレーナ・アグスのベストセラー恋愛小説「祖母の手帖」を「エディット・ピアフ 愛の讃歌」「サンドラの週末」のマリオン・コティヤール主演で映画化。フランス南部の小さな村に暮らす若くて美しいガブリエル。彼女は最愛の人との理想の結婚を思い描きながら、両親の決めた正直者で情の深いスペイン人労働者のジョゼと不本意な結婚生活を送っていた。ジョゼはガブリエルに献身的に接するが、ガブリエルは「あなたを絶対に愛さない」と強く誓うのだった。ある日、持病である腎臓結石の治療のためアルプスの山麓にある療養所で治療に送られたガブリエルは、そこでインドシナ戦争で負傷した帰還兵アンドレと運命的な出会いを果たす。コティヤールが情熱的なヒロインのガブリエルを演じ、アンドレ役をルイ・ガレル、夫ジョゼ役をアレックス・ブレンデミュールがそれぞれ演じる。監督は女優としても活躍するニコール・ガルシア。
ネット上の声
- 不倫を題材にした作品は基本好かないんですが、マリオン・コティヤール主演となると話
- ベストセラー恋愛小説『祖母の手帖』の実写映画化
- タイトルは『愛を綴る男』に変更したイイ?
- マリオン・コティヤールさんが美しい
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間120分
- 監督ニコール・ガルシア
- 主演マリオン・コティヤール
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サスペンス
- 製作年2005年
- 製作国スペイン
- 時間96分
- 監督エンリク・アルベリッチ
- 主演マリベル・ベルドゥ
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第2次世界大戦中、ユダヤ人に人体実験を施していたナチス将校ヨーゼフ・メンゲレが、正体を隠してアルゼンチン人の一家と暮らしていたという実話をもとに描いた心理サスペンス。1960年代のアルゼンチン、パタゴニア。自然に囲まれたバリローチェの町で民宿を営むことになった夫婦は、最初の客としてとあるドイツ人医師を迎え入れる。その医師は、実年齢よりも幼く見える12歳の娘リリスに興味を示し……。監督は「XXY」「フィッシュチャイルド」の女性監督ルシア・プエンソ。2013年・第10回ラテンビート映画祭にて上映(映画祭上映時タイトル「ワコルダ」)。
ネット上の声
- アルゼンチンのパタゴニア 未熟児として生まれ、成長ホルモンが上手く分泌されず、成
- アウシュビッツ強制収容所で非道な人体実験を繰り返した戦争犯罪者であるメンゲレ医師
- ヨーゼフ・メンゲレなる人物の実話に基づいた映画
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サスペンス
- 製作年2013年
- 製作国アルゼンチン,フランス,スペイン,ノルウェー
- 時間92分
- 監督ルシア・プエンソ
- 主演フロレンシア・バド
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「REC レック」シリーズのルイソ・ベルデホが脚本を手がけたサイコスリラー。内戦直前のスペイン。原因不明の病によって痛覚を持たない子どもたちが次々と生まれ、人里離れた保護施設に隔離される。現代のスペイン。リンパ腫に冒された神経外科医デビッドは、生き残る唯一の方法である骨髄移植を受けるため、会ったこともない実の両親について調べはじめるが、やがて無痛症の子どもたちにまつわる衝撃の事実にたどり着く。スペインのホラー、スリラーなどジャンル映画を集めた「スクリーム・フェスト スペイン2013」にて上映。
ネット上の声
- 痛みを感じない子どもたちの数奇な運命。
- 命の重さ・尊さを感じさせてくれる作品
- ミステリーというよりファンタジー
- これ私は、面白かったけどなぁ…
ホラー、 サスペンス
- 製作年2012年
- 製作国フランス,スペイン,ポルトガル
- 時間101分
- 監督フアン・カルロス・メディナ
- 主演アレックス・ブレンデミュール