劇作家・平田オリザの主宰する劇団青年団の演出部に所属する深田晃司監督が、フランスの文豪バルザックの作品群「人間喜劇」に着想を得て手がけた長編映画。ダンサーのサインを求めるファンの女性2人が雨の夜の街を駆け抜ける「白猫」、アマチュアカメラマンの女性が開いた個展の一日を通じて友情への期待と失望を描く「写真」、右腕を事故で失った夫とその妻との間に横たわる溝を描き出す「右腕」の3編で構成。
ネット上の声
- ロメールの『喜劇と格言劇』の体裁を採っている、とも言えるが、これ喜劇なの?という
- 何も起こらないけど不条理なおかしみのあるロメール的な洒脱さから一転、後半は深田晃
- 1話2話は、真剣にやっていることが空回りしている、でも本人はその道を信じているか
- 「白猫」「写真」「右腕」の3話からなるオムニバス形式
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間140分
- 監督深田晃司
- 主演青年団