「パリ、テキサス」のビム・ベンダース監督が、敬愛する小津安二郎監督へのオマージュを込めて撮りあげたドキュメンタリー。1983年4月、東京で開催されたドイツ映画祭のために来日したベンダース監督は、小津の描いた“東京”を探して街をさまよい歩く。ベンダース監督は撮影のエドワード・ラックマンとともに好奇心の赴くまま、パチンコや竹の子族など当時の“日本的”な風景を記録。さらに小津作品には欠かせない俳優・笠智衆や小津組の名カメラマン・厚田雄春との対話を交えながら、小津の“東京”と、近代化した80年代の東京を描き出す。
ネット上の声
- 【“小津の映画は国境を越え理解される。”小津監督を敬愛するヴィム・ヴェンダースが1983年の東京の風景を切り取ったドキュメンタリー。笠智衆や厚田雄春撮影監督へのインタビューシーンは特に貴重である。】
- 1983年の東京をヴィム・ヴェンダース監督が切り取ったドキュメンタリー映画です
- ベンダース監督の嗜好と、笠智衆の証言に触れることができる、貴重な一作。
- ヴィム殿小津像をはき違えてますぞ(汗)
ドキュメンタリー
- 製作年1985年
- 製作国ドイツ,アメリカ
- 時間93分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演厚田雄春