20世紀初頭のシベリア。ロシア人探検家と先住民猟師が育む、文明を超えた魂の交流。黒澤明が描く、大自然と人間の壮大な叙事詩。
舞台は20世紀初頭、ロシア極東の広大なシベリア。地理調査に訪れたロシア軍探検家アルセーニエフは、深い森で先住民の老猟師デルス・ウザーラと出会う。自然を神と崇め、森羅万象と対話するデルス。その驚異的な知識と経験は、吹雪や猛獣の脅威から何度も探検隊の命を救う。文明社会の人間と大自然に生きる人間。異なる世界に生きる二人の間に芽生える、言葉や文化を超えた固い友情。しかし、時代の変化と老いが、デルスの生き方に静かな影を落とし始める。
ネット上の声
- 黒澤監督の名のもとに、不当な評価をされている映画。 今こそ、音響の良い大画面で、この世界に浸りたい。
- 20世紀初め、ロシア人探検家アルセーニエフ(ユーリー・サローミン)と先住民族の猟
- 葬送場面にクロサワソナタの真髄を見た
- 灰色の鷲は どこを飛んでいるのだろう
ハンター(猟師)、 ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国ソ連
- 時間161分
- 監督黒澤明
- 主演ユーリー・サローミン