パレスチナの日常に潜む、不条理とブラックユーモア。沈黙の男が静かに見つめる、世界の奇妙な断片。
舞台は、現代のパレスチナ。監督自身を投影したかのような口数の少ない主人公が、ただそこに存在し、周囲で起こる出来事を静観。兵士たちの滑稽なやり取り、国境がもたらす非日常的な日常風景。セリフは最小限に、計算され尽くした映像美と皮肉な笑いで、政治的な緊張下に生きる人々の姿を断片的に描写。観る者に強烈な問いを投げかける、独創的な映像詩。
ネット上の声
- 神様は娯楽好き
- 前半ナザレでの追いかけられるサンタとか、瓶を屋根に集めてイスラエル警察に投げつけ
- まさに今、観る価値のある映画なのかもしれないが、実は恥ずかしながらこの映画がイス
- パレスチナの市井の人々の日常を描いたシュールなコント集、理解してない部分も多々あ
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国フランス,パレスチナ
- 時間94分
- 監督エリア・スレイマン
- 主演エリア・スレイマン