鉄道を舞台に繰り広げられる、父と息子、そして養女の愛と嫉妬の壮大な叙事詩。
20世紀初頭のフランス。鉄道機関士のシジフは、列車事故の現場で赤ん坊を救い、ノルマと名付けて養女にする。実の息子エリエーゼルと共に、我が子として育てるシジフ。歳月が流れ、美しく成長したノルマ。しかし、父シジフの愛情は次第に禁断の恋へと変貌し、息子エリエーゼルもまた、義理の妹であるノルマに深く惹かれていく。一つの家族の中で渦巻く、父と息子の嫉妬と葛藤。蒸気機関車の力強い鼓動が、彼らの破滅的な運命を予感させる、悲劇の物語。
ネット上の声
- 鉄路の白薔薇
- アベルガンスの最良素材
- サイレント史上最高傑作の呼び声も高い100年前のフランス映画
- 生みの親より育ての親だよね!
- 製作年1922年
- 製作国フランス
- 時間196分
- 監督アベル・ガンス
- 主演セヴラン・マルス