1930年代ソ連、スターリン体制下の地方都市。理想と現実の狭間で正義を追い求める一人の刑事の孤独な闘い。
1930年代、スターリンによる大粛清の嵐が吹き荒れる直前のソビエト連邦の地方都市。主人公は、凶悪犯罪捜査班の班長イワン・ラプシン。共産主義の理想を信じ、職務に忠実な男。町で残忍な殺人事件が発生し、彼は冷酷な犯人グループを追跡し始める。しかし、犯罪捜査を進める一方、密告と猜疑心が渦巻く社会の歪み、そして友人との三角関係という私的な苦悩にも直面。時代の大きなうねりの中で、彼が下す決断が自らの運命を大きく左右する。
ネット上の声
- 誰が誰なのかわからないまま終わった…警察署長イワンラプシン氏だけはたぶんわかって
- 奇怪なフォルムを持った脚本と、これまた躁病的に騒ぎまくる人々が行き交う、散文的な
- 話が脱線してる感じがあったし、アレクセイ・ゲルマン唯一のカラー作品って呼ばれてい
- 神々のたそがれで感じた混沌さとレンズを覗き込み語りかける人々、ドキュメンタリーと
サスペンス
- 製作年1984年
- 製作国ソ連
- 時間---分
- 監督アレクセイ・ゲルマン
- 主演アンドレイ・ボルトフ