フランス劇壇の花形たるイヴォンヌ・プランタンがトーキー第一回出演の映画で、相手役のピエール・フレネーも同じくフランス劇壇の人気者である。脚色と監督とは新進フェルナン・リヴェで、「世界の終り」のアベル・ガンス指導の下に、アレクサンドル・デュマ・フィスの名作を映画化した。助演者の主なるものは、フランス劇界の耆宿リュニェ・ポーを始めとしてローラン・アルモンテル、リュルヴィル、「外人部隊(1933)」のアンドレ・デュボスク、ジャーヌ・マルカン、イルマ・ジェナン、アンドレ・ラファイエット、等である。撮影は「イレ・シャルマン」「外人部隊(1933)」のハリー・ストラドリングとオーブールディエの二人。音楽はレイナルド・アーンのものを使用しているが歌詞は「イレ・シャルマン」のアルベール・ウィルメッツが新たに書き下ろしたものである。
音楽、 ヒューマンドラマ
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- 時間---分
- 監督フェルナン・リヴェール
- 主演イヴォンヌ・プランタン