明治時代の貧しい農村。土地に生き、土に翻弄される小作農一家の、壮絶な一年間の記録。
舞台は明治時代の貧しい小作農村。勘次は、先祖代々の土地を地主に奪われ、貧困にあえぐ小作人。病気の妻と二人の子供を抱え、彼はただひたすらに土にすがり、働き続ける。春の種まき、夏の干ばつ、秋の収穫。自然の猛威と地主の厳しい取り立てに苦しめられながらも、家族のため、そして土地への執着を胸に、勘次は決して希望を捨てない。土と共に生きる農民の、苦難と喜びに満ちた一年を圧倒的なリアリズムで描いた不朽の名作。
ネット上の声
- 今読んでる「写楽を追え」の著者内田千鶴子さんの義父が内田吐夢監督だったということ
- イバリンガル(茨城弁が堪能)で良かった!
- 原作は、夏目漱石に「…余の娘が年頃になって、音楽会がどうだの、帝国座がどうだのと
- 同年代のハリウッドと比べて照明が取るに足らない印象だけど、これは炎が真っ白になっ
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督内田吐夢
- 主演小杉勇